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日活撮影所で「嵐を呼ぶ男」のメイキング見学が19歳の映像修業の初体験でした。

反日デモ参加中国人「修学旅行のバス状態でした」 現地からの反日デモ・レポート動画あり 後編-gooブログ

瀋陽9月18日反日デモ参加報告>
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<集合>
・記者(=報告の筆者)は9月18日9時半からのデモ実施を
 ネットで知り、集合場所の中山広場へ向かった。
・集合場所は警官とパトカーだらけである。
・私服警官が「政府は今回のデモを支持している」
 「ただし暴徒に利用されるのを防ぐため、
 参加者が自発的に組織を作るのは許可しない。警察の誘導に従って動くこと」
 を申し渡してくる。

・記者は警察と他のデモ参加者の誘導でバスに乗せられた。
・車上には制服姿の警官が数人おり、規定の登録用紙を配られて
 「名前」「ID番号」「電話番号」「QQ(チャット)の番号」「住所」「家族構成」
 などを記入させられた。

・バスに乗せられているデモ参加者は多種多様だった。
 無職者と思しき人間から、個人商店主、
 会社に休みをとってデモに来た社会人、組織的に参加している学生などだ。
・バス上では別のデモ参加者から(あらかじめ準備された)国旗と、国旗シールを配られた。
 シールは、例えばキヤノンのデジカメを持ってる人が、ロゴマークの上に貼ったりするためである。
 たぶん、デモ中に破壊されるのを防ぐためだろう。
・その後、バスは市内の八一劇場へ。決起集会である。

  ※注.八一劇場は、瀋陽市内にある人民解放軍瀋陽軍区・軍人クラブ内にある劇場だ。
      解放軍の建軍日である「八一」の名称とその立地からわかるように、モロに軍施設である。


<決起集会>
・この劇場では組織的なデモの動員大会がしばしば開かれる。
・集会中には「理性的な愛国を」、
 「国内外の記者がこれを見ている、破壊活動はするな」とお達し。
・「小日本は釣魚島から出ていけ」「日本製品ボイコット」などの
 スローガンが書かれた横断幕を、警察が示す。
 ほか、なんと毛沢東の肖像画までもが(おそらく警察により)提示された。
 絵の下には「偉大なる領袖にして導師たる毛主席」との言葉が書かれていた。

・劇場内において、全員で大声を張り上げてスローガンの練習。
・警察に「バスが来るから待ってるように」と指示され、
 待ってる間に国歌や愛国歌謡の『歌唱祖國』、
 『大刀向鬼子頭上砍去(日本人の首を切り落とせ)』などを合唱。
・会場内にはほかに共産党旗や、「海峡両岸で共同して釣魚島を守ろう」のプラカード。
 台湾人が会場にいるのかは不明。ただし青天白日旗はなかったw

・その後、バスに乗ることになる。
 人大杉であり「おまえらちゃんとバスに乗れ、順序守れ秩序守れ」と
 警察に怒られる。


<バスデモ>
・デモ隊を乗せたバスが走り出す。
 車内より国旗を振ってスローガンを叫ぶ。群衆からの注目度は高かった。
・取り巻く群衆の中には制服姿の警官がいた。おそらく私服警官も混じっている。
・交通警察の前を通った際、そこの警官がデモのバスに敬礼をしていた。
・交差点でバスがクラクションを鳴らすと、近くの市民の自動車がそれに唱和する。
 魯迅美術学院の近くを通った際には、学生たちが走り出てきてバスに声援を送る。
・車内のデモ隊は気持よく興奮し、スローガンを叫び続ける。

・その後、記者の前を走っていたデモ隊のバスが停車して人が降りていくが、
 自分たちのバスは停車せずに、むしろ日本領事館から遠くへと離れて走っていく。
・車内で警官が「政府の方でこういう段取りになってるから」
 「デモバスはそれぞれルート違うから」「最後は領事館行くから」と
 説明するも、車内のデモ隊は不満。

・バスが再度領事館に近寄り、再び停車せずに走りだすと
 「政府は俺らを弄んでいる、いいかげんにしろ。バス停めろや」
 とデモ隊激怒。
・警察、必死でなだめるも、バスの窓を開けて路上に飛び降りるやつまで出てきたことで、
 「もうええわ、降りろ」ということになり、
 そこからデモ隊を再度組織して、横断幕を掲げて領事館を目指すことになる。
<日本領事館前>
・デモ隊は国旗をはためかせてスローガンを叫び、毛主席の肖像画と横断幕をふりかざして領事館前へ。
・領事館に向かう途中で日本料理店の前を通りかかり、一部の参加者が店に石やインク瓶を投げつける。
・店内にいる人間に「売国奴(漢奸)!」と叫ぶ。
・さらに後からやってきた人々は、日本料理店を領事館と間違えて破壊にかかり、
 「これ違うから、領事館じゃなくて料理店だから、領事館もっと先だから」
 と他の参加者に止められる。
・ちなみに警察は傍観していて破壊行為を阻止せず。


YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=NWd34o5xqAE
・日本領事館に接近。参加者の数人が中国国旗上にスローガンを書いていたので、
 警察から「それは国旗法違反だからしまうように」と怒られる。
・領事館前にはすでに、大量の盾を持った防暴武装警察。
 領事館の壁はすでにインク投げられて汚れ、窓が割られていた。

・一部の人間は興奮してバーサク状態。
 石やインク瓶やガラス瓶を次々に投げ込み、群衆は拍手でエキサイト。
 警察はこれらの行為を止めず、ただしデモ隊が領事館の敷地内に入るのは阻止。
・「石投げるなら高く投げろ。武装警察に当たるから」と叫ぶデモ参加者の声。
・デモ終了後は、手配されたバスで帰る人あり、自分で解散する人あり。
http://blog.goo.ne.jp/dongyingwenren/e/4b0cde42adbf89ed8fc723aca9b28cf2