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日活撮影所で「嵐を呼ぶ男」のメイキング見学が19歳の映像修業の初体験でした。

エジソンら発明家に学んだ「9つの窓」と「むちゃぶり」発想法

日本企業で働く人材の多様化が加速している。経歴や国籍も違う様々な人材が集まる組織の中で、ユニークで独自性を持った製品を、そして売れる製品を出し続けるにはどうすればいいのか。これまでのハイコンテキストな単一民族の企業の時代とは違う組織OSが必要。当面は試行錯誤を続けざるを得ないが、変わらない視座もある。そんな揺るぎない「4つのフェイズと6つの要因」を紹介するのがこの連載。

まずは、第1のフェイズの「アイデア創出の活動」。いわゆる「アイデア発想法」について、創造工学の観点を含め解説してく。今回はアイデア出しの処方(レシピ)について。
9つの窓をうめていくだけでアイデアが整理できる

 優れたアイデア(事業アイデア、特許)を創出してきた人たちが、どのようなプロセスでその発想に至ったのか。それを調べてシンプルに整理した「アイデア出しの処方(レシピ)」というものがある。

 例えば、TRIZの一部にはエジソンら優れた発明家・事業化の発想の手順を調べてそれらを9つのステップに整理した「9windows(9画面法)」と呼ばれるものがある。ステップの1つひとつはそれなりに単純であるが、最終的には、未来の製品を幾つも発想することができる。

 そのほか、発想の飛躍を自然と起こさせる手順もある(理想解、エクストリームゴール)。全てを使う必要はなく、必要なものからエッセンスだけを拝借し、カスタマイズするといいのだ。自分であったものはどれか、考えながら読んでいってほしい。まず、9windowsから説明する。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20120727/235033/?mlt&rt=nocnt