お役に立つ動画研究所

日活撮影所で「嵐を呼ぶ男」のメイキング見学が19歳の映像修業の初体験でした。

ビジネスにおけるコミュニケーション能力とは、「ビジネスを遂行していくために、他者と“合意”を生み出す能力」と定義しました。

▼コミュニケーション力を構成する3階層

コミュニケーションを構成する要素は、次の3階層に分けられます。

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1階層:マインド・セット

心構え=思考・感情を整える

2階層:コミュニケーション基礎能力

聴き方・質問の仕方・伝え方など

3階層:コミュニケーション専門能力

カウンセリング、コーチング、ファシリテーション、プレゼンテーション、ストーリーテリング、ネゴシエーション、セールス・コミュニケーション など


この1と2は汎用性があるもので、3はそのビジネスの相手や場面に合わせて使うものです。


ですからビジネスをするものであれば、最低でも持たなくてはいけないのは、1・2となります。


▼マインド・セット

この中でも最も土台であり、私が一番大切だと思うのは、マインド・セット=心構えです。


なぜならば、下図にもあるように「目に見えるコミュニケーションという人間行動は、目には見えないマインドが動かしたり、止めたりしているから」です。

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にも関わらず、コミュニケーション本やコミュニケーション・セミナーでも、ここが扱われていない、またはさらっと流す程度になっていることが多々あります。

このマインドは目に見えない世界なので扱いにくいし、扱おうとしてもあまり受けないので、飛ばされがちなのです。

しかし、この土台を適当にするというのは、「家を手っ取り早い建てるために、基礎工事は手抜きする」ようなものです。

ですから賢明な皆さんは、そのような事のないように、ここをしっかり押さえていただきたいと思います。


▼思考と感情を整える

ではマインド・セット=心構えとは、何をすることなのでしょうか?

それは「『思考』と『感情』を整える」ことです。


そして本当は、「人間は『感情』の動物である」という言葉があるくらい、「感情を整える」ことが大切です。

なぜならば、私たちは相手にネガティブな感情を持ってしまうと、まともなコミュニケーションが出来なくなるからです。

極端な例ですが「見ているだけでムカツク相手」「そばに寄るのも怖い相手」「生理的に受け入れられない相手」とまともなコミュニケーションが出来るでしょうか?

かなり難しくなりますね。


だから特に「嫌い」「苦手」などのネガティブ感情がある場合は、それを最初に整える必要があるのです。


しかし、これを実際にするには、1冊の本が必要になるくらいです。

ですから、ここはブログという限られた紙面の関係上、断腸の思いで割愛します。

そこに課題を抱えておられる方は、小著【あなたを悩ませる「つらい!」人間関係から自由になる本】をご参考にしていただければ幸いです。

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