お役に立つ動画研究所

日活撮影所で「嵐を呼ぶ男」のメイキング見学が19歳の映像修業の初体験でした。

海外の事例に学ぶソーシャルメディアのトレンド


私は、海外特派員としてさまざまな国を回り、政治や社会問題といった記事を発信してきた。コミュニケーションにおいても変化が見られるようになり、放送型、新聞型といった発信型のコミュニケーションからインタラクションといった相互作用の時代に移り変って来たといえる。また、いかに新しいスタイルでコミュニケーションするかというのを常に考えながらデジタル化を進めて来たともいえる。以前は情報を得る為に、新聞のような一方通行型のメディアから受動的に情報を得て来たが、デジタル時代の現在、新聞以外の新しい情報収集のツールを知らなかったとしたら、それは過去に新聞を読んでいなかったのと同じことといえるのではないだろうか。新聞を購読しない企業なんてないだろう。そして、今、企業やブランドは、ソーシャルメディアで形成され滅びてゆくこともある。ソーシャルメディアから発信される情報にもしっかり耳を傾け、企業がどう評価をされているのか理解しないといけない。結果ソーシャルメディアに参加してない企業というのは、ビジネスのリスクを抱えてしまう。社内の問題が起きたとき、インターネットの口コミにはじまり、それから大きな問題に波及し、既存のマスメディアにより社会に表面化する。つまり、問題がマスメディアによって表面化したときに行動を起こすのではすでに遅い。ソーシャルメディアを使い、ユーザーとのコミュニケーションを保っていれば事前に防ぐことも可能となるのは理解頂けることと考える。
http://special.nikkeibp.co.jp/as/201207/social0601/ogilvy/