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日活撮影所で「嵐を呼ぶ男」のメイキング見学が19歳の映像修業の初体験でした。

新たなクリエイティブは「神山モデル」が作り出す 奇跡のNPO、グリーンバレーの創造的軌跡 日経ビジネス

徳島市内から40〜50分のところに、神山町(徳島県名西郡)という町がある。人口は6300人ほど。高齢化率は46%に達する山間部の過疎の町だ。ところが、今年になって、静かな町に異変が起きた。転入者が転出者を上回ったのだ。しかも、神山町に拠点を設ける企業も増えている。なぜ神山町に移住者や企業が集まり始めたのだろうか。

 実は、その背景には神山町に拠点を置くNPO法人グリーンバレーの存在がある。彼らが生み出す場の雰囲気がクリエイティブな外部の人材を呼び寄せ、その人材が新たな場を作るという好循環を生み出した。1人の天才が生み出すクリエイティビティがある一方で、良質なコミュニティが生み出す革新――。その意味するものは何か。(敬称略)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20120705/234176/?rt=nocnt

アーティスト・イン・神山を軌道に乗せるため、グリーンバレーは2007年4月に、ウェブサイトを一新することに決めた。初めのうちは、あくまでもアート・イン・神山やグリーバレーの活動紹介を主軸に考えていたが、プランニング・ディレクターの西村佳哲やウェブクリエイターのトム・ヴィンセントと出会ったことで、グリーンバレーの活動はより一層広がった。


神山町には日本の滝百選に選ばれた「雨乞の滝」がある(写真 宮嶋康彦、以下同)
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 西村は、愛知万博の日本政府館のウェブプロジェクトや働き方研究で知られるクリエイターで、「自分の仕事を作る」などの著書がある。ヴィンセントはグローバル企業のブランディングや地域活性化を手がける一方、2010年10月、神山町の空き家にブルーベアオフィスというサテライトオフィス開いた。