お役に立つ動画研究所

日活撮影所で「嵐を呼ぶ男」のメイキング見学が19歳の映像修業の初体験でした。

加齢と共に頭が良くなっていく人と悪くなっていく人の違い

人は、効率の良い学習方法自体を学習することで、学習能力自体が年と共に向上していく。加齢と共に、地頭自体が良くなっていく。
高校生だと1年がかりで学習する内容を、数週間で苦もなく学習できるのが中年の大人の知力だ。
実際、自分が高校の頃選択しなかった科目の教科でも、教科書と参考書を容易に読破し全体を理解できるし、問題集も苦もなく解けるようになったりする。
それに加えて、身をもって経験してみないと分からないことというのがたくさんあり、経験の蓄積による判断能力も向上していく。
場数を踏んで勘も鋭くなっていく。ヤバい判断を誰かがやらかしたら、すぐに感づくようになっていく。
だけど、たとえば、一桁の足し算の速度は、昔からたいして変わらない(少しだけ速くなったけど)。
脳のCPUのクロック数みたいなものは変わらないのだ。
つまり、加齢による知力の増大は、主に脳のソフトウェアの改良によって向上していく能力向上であって、脳のハードウェア自体は、劣化もしないけど、向上もしていない感じがしている。
一方で、大きく劣化することがあるのが、集中力だ。
一日のうち、勉強や仕事に完全に没入している時間が、質も量も、どんどん低下していく。
これは、年を取ると、体調が悪くなる日が多く、ハードウェアとしての脳がちゃんと機能しない時間が増えていくからだ。
つまり、脳という臓器の問題というより、その兵站である他の臓器、循環器系、内分泌系、自律神経系の総合的劣化のせいじゃないかと思うのだ。
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