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日活撮影所で「嵐を呼ぶ男」のメイキング見学が19歳の映像修業の初体験でした。

「熱意を持ち好きなことをすれば道は開ける」、スーパー中高生7人が“驚異のプレゼン

東京・銀座のアップルストアで2013年2月17日、「Edu×Tech Fes 2013 u-18」と題するイベントが開催された。これは、現役の中学生・高校生ながらも人気アプリやWebサービスなどを生み出すスーパー中高生が教育とテクノロジーについて語るイベント。7人が2時間にわたって、熱い“驚異のプレゼン”を披露した。

 登壇した高校生は、160万ダウンロードのiOS向けアプリ「健康計算機」の作者である灘高校2年生のTehuこと張惺氏、ドワンゴにエンジニアとして参加するIPAスーパークリエイターで東京電機大学高校3年生の山中勇成氏、未踏IT人材・育成事業に最年少で選ばれた灘高校1年生の矢倉大夢氏、10代のための疑似選挙サイト「TeensOpinion」などWebサービスなどを手がける株式会社セブンセンス社長であり、高校2年生のVJ TKMiこと吉田拓巳氏の4人。

 中学生では、「ケミストリークエスト」というカードゲームとアプリの作者であり、ケミストリー・クエスト株式会社の社長でもある筑波大学付属駒場中学校1年生の米山維斗氏、アプリ甲子園で優勝した「見えるプレゼンタイマー」作者で中学2年生の角南萌氏(関連記事)、「少年の主張2012」で内閣総理大臣賞を受賞したほか、『教育現場iPad活用法』という電子書籍を発行した中学3年生の山本恭輔氏の3人である。

「熱意を持てば助けてくれる大人はたくさんいる」

らに、灘高校2年生のTehuさんは「妄信して、猛進すること」が重要だと力説した(写真2)。「自分は“アブノーマル”(普通ではない)と妄信して灘中に入ったが、灘には物理オリンピックで金メダルを取るような自分よりアブノーマル人が大勢いた。自分ももっとアブノーマルのレベルを上げたいと思っていたときに、9歳でiPhoneアプリを作ったシンガポールの小学生の記事を読み、自分もできると妄信して、猛進し、アプリを作った」(Tehuさん)。さらに、行動が予期せぬつながりを生んだとも言う。「iPadがほしいと言ったら、米国在住の外村仁さん(現エバーノート日本法人会長)が持ってきてくれたり、外村さんの知り合いの堀江貴文さんを紹介してくれて会って話したりすることができた。そうしたつながりが広がり、その後も、ラジオやテレビの出演やアイドルプロデュースの話までいただいている」と、一歩を踏み出したことが今につながったと話した。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20130218/456783/?top_tl1