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日活撮影所で「嵐を呼ぶ男」のメイキング見学が19歳の映像修業の初体験でした。

アドビ、個人向け画像/動画編集ソフト「Elements 12」

アドビ システムズ株式会社は、個人向け画像/動画編集ソフト「Elements 12」シリーズのダウンロード販売を開始した。店頭でも10月11日にパッケージ販売を開始する。

 価格は、「Photshop Elements 12 & Premiere Elements 12」の通常版が20,790円、乗換え・アップグレード版が15,540円、学生・教職員個人版が10,290円。個別販売も行ない、価格は通常版が14,490円、乗換え・アップグレード版が10,290円。

 PhotoshopとPremiereはそれぞれクリエイターという位置づけだが、Elementsシリーズはそれらの主要的な特徴を取り込みつつ、個人向けに機能を絞り、インターフェイスなどの改変を加えたバージョン。写真やビデオの撮影を行ない個人で楽しむ、30~40代の「Memory Keepers」向けの製品としている。

 Elements 12では、新たにスマートフォンやタブレットなどで撮影した写真を、スマートフォン/タブレット用ソフトを通して、Adobeが提供するサービス「Revel」にアップロードし、付属の画像/写真管理ソフト「Organizer」に転送して管理できるようになった。

 Photoshop Elementsの新機能としては、ペットの赤目補正機能、ワンクリックですぐに適用できる「クイック効果」、「クイックテクスチャ」、「クイックフレーム」、角度補正時の余白を自動で塗りつぶす機能、背景が不自然にならないように前景を切り抜いて移動できる「コンテンツに応じた移動」などができるようになった。

 一方Premiere Elementsの新機能としては、従来Photoshopのみに搭載していた「ガイド」機能を取り込み、チュートリアルのように動画加工ができるようになった。また、50種類以上のBGMと250種類以上の効果音、4種類のフィルムルックエフェクトの追加などを行なった。

(劉 尭)