動画を整理する。ファイル形式の統一に便利な無料ビデオコンバーター5選
1.MPEG Streamclip(Windows/OS X)
MacおよびWindows向けのビデオプレイヤー/エディター/コンバーターとして、非常にパワフルなアプリです。解像度やビデオ形式の変換はもちろんのこと、動画やその他のメディア整理にも役立ちます。プレイヤーとして使う場合でも、ほとんどの動画ファイル形式に対応しているので便利です。
さらに、変換は高速かつフレキシブル。至れり尽くせりなのが素晴らしいです。決して新しいコンセプトのツールではありませんが、仕事を確実にこなします。
2.Format Factory(Windows)
機能満載のビデオコンバーターです。インターフェースはちょっと物足りない感じですが、変換時のオプションはかなりの数が用意されています。さらに、壊れた音声や動画の修復ができるのもすごいところ。プリセットされた設定を使えば、モバイルデバイス向けの動画へ一発変換も可能です。また、動画をGIFアニメに変換するなんてこともできてしまいます。
3.Handbrake(Windows/OS X/Linux)
『Handbrake』にとってビデオ変換はほんの朝飯前。どんなデバイス・画面でも滑らかに再生できるようにするための、高機能なオプションが用意されています。ただ、他と比べてオプションの「数」はそこまで豊富ではありません。何よりも、無料、オープンソース、クロスプラットフォーム、動作が速い、コーデックを選り好みしないといったところで評価されているようです。
4.Freemake Video Converter(Windows)
名前の通り完全無料でありながら、必要以上の機能がひとまとめになっている使うのが楽しいアプリです。対応するビデオ形式は200を超え、思いつく形式のほとんどすべてに対応してるといっても過言ではありません。さらに、動画からMP3への変換も可能。iOSおよびAndroidはもちろん、その他タブレット、携帯型ゲーム機などのデバイス用に動画を変換するためのプリセットも用意されています。それで物足りなければ、もちろん独自のカスタマイズもできますよ。カット、結合、並べ替えなどにより、シームレスな動画作成も可能。
5.Super(Windows)
パワフルなツールなのに、過小評価されているのが非常に残念です。必要以上の動画形式に対応、そして使い切れないほどの機能を備えています。動画を完璧に管理したいあなたにおすすめです。ただ、オプションの「難しさ」といい、インターフェースといい、洗練されているとは言い難いところもあります。手早い変換を求めている平均的ユーザーにしてみれば、動作が遅いと感じられるかもしれません。しかし、ひとたび慣れてしまったら手放せなくなること請け合いです。
編注:各アプリの価格は2013年8月30日現在のものになります。
Alan Henry(原文/翻訳:堀込泰三)
Photo by trekkyandy.