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日活撮影所で「嵐を呼ぶ男」のメイキング見学が19歳の映像修業の初体験でした。

え! これが作り物ってマジ!? まるで本物ソックリなミニチュア世界

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ドイツ・フランクフルト生まれのアーティスト、Frank Kunertさん。写真家でもある彼の手から生み出される作品群は、ほかとは一線を画した独特の作風が、大きな特徴です。

本物かと見紛うほど精巧に作られた、ミニチュア模型。でもよ~く見ると……どこかがおかしい。

途中でプッツリ途切れてしまう階段に丸見えのトイレ、そしてナイフが突き刺さった家!? ひとことで言えば、シュール。それが、Kunertさんの作品の持ち味といえるでしょう。

自身が頭に思い描いた世界を実現すべく、細部にまでこだわったミニチュアを制作。構図まで完璧に計算して撮影された作品だからこそ、目の前に広がる風景がここまでリアルに感じられるのでしょうね。

すべてを自らの手で行うからこそ生まれた秀作。「ここではないどこか」へ見る者をいざなってくれるKunertさんのシュールレアリスムなミニチュア世界を、それではたっぷりとお楽しみくださいませ。

(文=田端あんじ)

参考元:Frank Kunert

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http://youpouch.com/2013/07/03/126298/