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2歳で聴力を失った女性が人工耳により「夫の声を聞いた」瞬間映像

今、ある動画が世界中で感動を呼んでいる。動画のタイトルは「mywifehearingforthefirsttime!itsamazing!」。これは2歳のときに聴力を失った女性が、人工内耳手術を行い、「夫の声を聞いた」瞬間の映像である。
 人工内耳手術とは、体内に機器を埋め込み電気刺激を神経に直接送るという医療技術のことだ。
 女性は2歳のときに聴力を失ったのだという。その後、補聴器をつけて生活をしていたそうだ。良くなることはなかったが、それでも結婚当初はまだ補聴器で聞くことができたという。しかし、その後、症状は悪化し、補聴器をつけても聞くことができなくなってしまった。ついに体内に機器を埋め込む人工内耳手術に踏み切ったのだそうだ。
 この映像は、人工内耳手術後のものだ。医療スタッフと見られる女性が彼女に説明をしている。そして動画が始まって2分頃、傍で見守っていた夫が声を発した瞬間、彼女はハッとした表情になる。
 そして夫が「僕の声がわかる?」と話すと、彼女は笑顔に!!!! 緊張した面持ちから弾けるような輝く笑顔に変わったのだ。医療スタッフが「(彼の声は)私の声と違うでしょう?」と言うと、かみしめるように「違うわ!」と答える彼女。そして感極まったのか泣き出してしまった。
 聞こえるだけではない、聞き分けることができる! 彼女は音の世界を取り戻したのだ。
 この動画にネットユーザーからは
 「良かった!」
「おめでとう」
「科学の力が起こした奇跡だ。泣いたよ」
「感動的な瞬間」
「私には補聴器をつけている友人がいます。だからこれがどんなに素晴らしいことかがよくわかる。本当によかったです」
 などとコメントが寄せられている。
 この動画自体は2012年に公開されたものだ。しかし、夫の声を聴いた瞬間があまりにも感動的であると、1年経った今もなお注目されている。
 日進月歩であると言われている医療技術。だが、費用が高額であったり受けられる場所が限られていたりと、なかなか全ての人がその恩恵にあずかれないのが現実だ。これらの問題が解決され、一人でも多くの人が彼女のような笑顔になることを願わずにはいられない。
 参照元:Youtube
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