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日活撮影所で「嵐を呼ぶ男」のメイキング見学が19歳の映像修業の初体験でした。

モバイル動画を見る理由、見ない理由―定期モバイル調査「映像利用

モバイル動画を見る理由、見ない理由―定期モバイル調査「映像利用」(8)

 

このレポートは、インターネットコムと goo リサーチが携帯電話やインターネットを活用したアンケート調査を定期的に行い、その結果を発表するものである。今回は「映像利用」について調査した第8回である。

調査対象は全国10代~50代以上の携帯電話ユーザー1,044人。男女比は男性43.0%、女性57.0%。年代比は10代2.8%、20代22.4%、30代38.6%、40代23.6%、50代以上12.6%。

今回も、モバイル動画を利用する人がどの程度いるか調べてみた。全員に対し「携帯電話/スマートフォンで動画を見ますか」と質問したところ、回答は「よく見る」が18.2%、「たまに見る」が43.6%、「見たことはある程度」が24.7%、「見たことがない」が11.1%となり、視聴経験者の合計は86.5%だった。やはり、視聴経験者の割合はこれまでの調査と大差ない。

前回も書いたとおり、モバイル動画の視聴状況が変わらないということは、このテーマで調査を続ける意味が薄れてきたことになる。そこで、視聴する/しない理由や視聴を希望する/しない理由を掘り下げて調べてみた。

まず、視聴経験のある903人(全体の86.5%)に「携帯電話/スマートフォンで動画を見る理由を教えてください」と尋ねた。回答は「興味のある動画が提供されている」(62.1%)と「テレビ代わりの暇つぶしとして」(40.3%)が多く、「仕事や趣味で見る必要がある」は13.5%にとどまり一種の娯楽手段として受け入れられていた。

また「その他」を選んだ人に理由を自由記述してもらったところ、多かった意見は「(パソコンなどより)手軽に見られる」というものと、「子どもをあやす/ねかせるために利用する」という内容のものだった。

http://japan.internet.com/research/20130802/1.html