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日活撮影所で「嵐を呼ぶ男」のメイキング見学が19歳の映像修業の初体験でした。

平均的な顔立ちほど美しい!? 女性の顔を美しく見せる4つの科学的な要素

facialatractiveness

女性なら誰もが「キレイでいたい」「美しく見られたい」と願っているもの。それは単なる自尊心ではなく、異性を惹き付け、種が繁栄していくための本能だとも言われています。

色々ある美しさの基準のうちのひとつが「顔」。美しい顔立ちは異性も同性も惹き付けます。女優やモデルから身近なカワイイあの子まで、その顔が美しいと感じる根拠はいったい何? それは「4つの要素から来ている」というのが本日の話題。

ご紹介するのは米サイト「The Huffington Post」に掲載されていた「美しさの科学」という記事の一つ。2010年の研究で、認知科学の研究者カン・リーとパム・パレット両教授は、女性の顔を美しく見せている鍵を発見したと言います。

■1&2 パーツ上の比率
”黄金律” という言葉を聞いたことはありますか? 究極の美しさを表すと考えられた比率「1:1.618」です。古代ギリシャから始まったこの考えを元に作られた作品は沢山あります。では、美しい顔は ”黄金律” で構成されているの?

教授たちによると、答えはNO。人は「両目の間」と「目から口の間」の距離と顔全体の比率に反応。リサーチでは「両目の間」は顔の幅の46%、「目から口の間」は顔の長さの36%が、被験者の美しいと感じる平均だったそう。

美のかたちはそれぞれと思いきや、人の脳による判断やその過程は共通しているようです。これが本当ならば、例えば前髪を作ったり頬を隠したりすることで、全体の比率を調整できるってことですよね。グッドニュース!

■3 平均的な顔ほど美しい!?
これにはちょっとビックリ。私たちは日々色んな顔を見て過ごしていて、脳は無意識にその平均を割り出しています。平均を求めるこの脳の習慣は、人間の基本的な情報処理能力なんだそうですよ。

つまり、私たちは遺伝子レベルで、「平均的な顔を好む」傾向があるのです。個性的な顔で ”美しい” と言われている人は、顔以外の様々な要素が合わさっているということでしょう。

■4 性差からくる女性らしさ
性差(sexual dimorphism )を示す要素、例えば「つぶらな瞳」や「ふっくらした唇」も大きな鍵だそう。実はこれは女性なら誰もが知っているし、実践もしています。そう、メイキャップです。

例えば、付けまつげやアイライン。他の部分とのコントラストを付けることで、目を大きく見せ強調しています。口紅も同じ。あるフランスの研究では、真っ赤なルージュをひいたウェイトレスの方が、チップを多く稼げたそうです。

いかがでしたでしょうか。なんとなく味気ないデータのような気もしますが、あくまで「顔」だけのお話なのであしからず。美しさを決めるのは顔だけじゃありませんからね!

(文=黒澤くの)
参照元:huffingtonpost.com

http://youpouch.com/2013/05/31/122690/