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日活撮影所で「嵐を呼ぶ男」のメイキング見学が19歳の映像修業の初体験でした。

富士通、動画を撮るだけで情報を取得できる技術を開発

富士通研究所は、映像を携帯電話・スマートフォンのカメラアプリで撮影するだけで情報を取得できる技術を開発したと発表した。広告クライアントなどに向け提供するもので、2013年度中の実用化を見込んでいる。

情報が埋め込まれた映像を専用アプリで撮影。映像自体に特殊な効果は見られない(知覚できない)


情報を取得、クーポンが表示された

 今回開発された技術は、人間の目では知覚できない光の明滅を映像に埋め込み、それを携帯電話のカメラを利用して専用アプリで撮影することで、埋め込まれたURLなどの情報を取得できるというもの。この技術では、映像にノイズが混ざるといった映像の劣化は抑えられているほか、画面全体を利用するため、画面から2〜3mの離れた場所でも利用できるのが特徴。光の明滅として埋めこれまれた情報を取り出す専用アプリが必要になるが、QRコード読み取りアプリのように、カメラのファインダーに映像をとらえる時間は2〜3秒程度で済むようになっている。

 ユーザー側の利用例として、テレビのCMを撮影すると情報サイトや販売サイトにすぐにアクセスできたり、デジタルサイネージとして街中で流れている映像を撮影するとクーポンや店舗情報を取得できたりといった用途が想定されている。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20120604_537562.html