お役に立つ動画研究所

日活撮影所で「嵐を呼ぶ男」のメイキング見学が19歳の映像修業の初体験でした。

簡単操作で“セミプロ並み”の動画が作成できる動画編集アプリ「Tastemade」

夏から秋にかけて、さまざまなイベントやフェスが多く開催される。特に食べ物に興味がある人なら、おいしそうな食べ物を写真や動画に撮影し、ソーシャルメディアで情報発信することもあるだろう。アメリカのサンフランシスコでは、毎年「San Francisco Street Food festival」が開催され、食べ物の屋台が出店したり、食に関するサービスやテクノロジーを紹介するブースが設置され、多くの人でにぎわう。「Tastemade」も“食”に注目したスタートアップの1つで、すでに100万ドルの資金投資を受けているという。

image:簡単操作で“セミプロ並み”の動画が作成できる動画編集アプリ「Tastemade」

このiPhone向けアプリは、食レポートをアップするブロガーやレストランで食事を楽しむ愛好者たちに向けた、動画作成ツール。食レポートに適している“ドキュメンタリー風”の動画を作るのにぴったりだ。アプリを立ち上げたら、まず動画のタイトルをつける。撮影した動画は、3秒単位のクリップになっており、それを自由につなぎ合わせて、数十秒程度の動画として編集する。背景音楽を加えたり、フィルターをかけたりして編集できるほか、ヘッダーやキャプションをつけることも思いのまま。編集完了した動画データは、いろいろなソーシャルメディアでシェアすることができる。

誰にでもわかりやすい簡単な操作で、編集機材や撮影用カメラなど特別なツールがなくても、iPhoneさえあれば、セミプロ並みの動画が作成できてしまう。もちろん、食レポ動画作成以外にも、さまざまな動画撮影を楽しんだり、動画をFacebookTwitterでシェアしたい人なら、このツールが役立ってくれそうだ。

Tastemade

 

本記事は「Techable」から提供を受けております。
著作権は提供各社に帰属します。

http://news.mynavi.jp/news/2013/08/26/204/

アスク、PCなしでも動画が録画できるビデオキャプチャデバイス「AVT-C875」

アスクは27日、PCなしでの録画に対応したAVerMedia TECHNOLOGIES製のビデオキャプチャデバイス「AVT-C875」を発表した。8月下旬より発売し、店頭予想価格は20,000円台後半の見込み。

AVT-C875

HDMIコンポーネントを備え、最大1080p/30fpsのHD録画が行えるほか、専用ソフトを使うことで、ニコニコ動画Ustream、TwitchTVなどの動画配信サイトでのライブ配信に対応したキャプチャデバイス。

本体にH.264ハードウェアエンコーダを搭載し、HDMI出力はパススルー機能を備え、PCに負荷をかけずに録画やライブ配信を行いながらのゲームプレイやコンテンツ視聴が行える。

また、PCなしでも録画ができる単体録画モードを搭載。録画した動画はSDメモリカードに保存をすることができる。

録画形式はTS(H.264/AAC)、MP4(H.264/AAC)、入力端子はHDMI×1、コンポーネント×1、3.5mmミニプラグ×1、出力端子はHDMI×1、3.5mmミニプラグ×1。PCとの接続インタフェースはUSB 2.0。電源はUSBバスパワー。

本体サイズはW131×D70×H22mm、重量は約117g。対応OSはWindows 7 / 8。

http://news.mynavi.jp/news/2013/08/28/006/

テクノロジーの歴史、さまざまな電子音のマッシュアップ(動画)

 

f:id:aki3712428:20130903100150j:plain

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=j3fSjvr_CZ8

 

すぐにピンとくる懐かしい音も。

Good作のこの動画は、テクノロジーの歴史を音で振り返るかのようなマッシュアップ。タイプライターを叩く音、電話のプッシュ音、呼び出し音、メールの通知音、回線に繋ぐ音等々、たくさんのテクノロジーの音がします。あんなに毎日聞いていたのに、今では全く聞かなくなった音も。


Youtube via Digg

そうこ(MICHAEL HESSION 米版

NHKで放送された動画「5分でわかる『注文の多い料理店』」がガチで斬新だと話題に / ネットの声「NHKやりすぎw」

2013-10-26_011050

世の中には名作と呼ばれる文学作品が数多く存在する。宮沢賢治・作『注文の多い料理店』もそのひとつだ。

その『注文の多い料理店』の概要を5分で知ることができる動画が話題となっている。これは NHK が公開したものなのだが、あまりにも斬新!! ガチで勝負を挑みすぎ!! 視聴者に想像のナナメ上どころか、ビッグバン並みの衝撃を与えたというのである。

・5分でわかる『注文の多い料理店
その話題の動画は「5分でわかるyukkyの世界名作小説~第4話「注文の多い料理店」~」だ。ACのCM「ポポポポ~ン♪」でお馴染みのイラストレーター yukky さんの作品である。

注文の多い料理店は、2人の狩人が森のなかの料理店にたどりつき、さまざまな注文をされるのだが、動画では……ええええ! こうきたか!? いや、原作通りといえば原作通りの流れなのだが……詳しくはみなさんの目で確認してほしいが、何か、こう……とにかくスゴイ!

・ネットユーザーの声
「こwれwはw」
「これやべーよ、もう、やべーよこれ。ガチだよこれ」
「「思ってた以上にアカンやつや・・」
「なんだろうなんかもう色々吹っ飛んだわ」
「NHKやりすぎwwwwww」
「wwwwwwwwwwwNHKの本気に流石の俺もついて行けなかったwwwww何ぞこれwwwww腹痛いwwww」
「ツェペリさんおるでェ…」
「これ、ジョジョっぽいやら、なんやらで面白い。」
「wwww本当にひどいwwww」

動画には楽しむ声だけでなく、あまりにも突き抜けた作風とNHKとのイメージギャップから困惑の声が多く寄せられている。

・ガチバトルで生き残ったシリーズ
なお、こちらの動画は、現在、NHKの企画オーディション番組「青山ワンセグ開発」の企画であるという。同番組は月ごとに2つの動画企画が対決し、視聴者の投票でレギュラー枠を争うというものだ。

「5分でわかるyukkyの世界名作小説」シリーズは、2013年4月~6月の「バトル1」で視聴者投票で優勝した。つまりガチで生き残った、視聴者が本当に見たいと思った企画なのである。なお、同企画では、「5分でわかるドストエフスキーの『罪と罰』」や「5分でわかるカフカの『変身』」も発表しているので、ほかの作品もチェックしてみても面白いだろう。

それにしても、まさかこんな展開で来るとは……一度見たら『注文の多い料理店』のあらすじは決して忘れることはないだろう。

参照元:YouTubeNHK 青山ワンセグ開発


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Google「ストリートビュー」が簡単に写せるカメラ登場 【動画】

Ricoh_Theta_01

あんなストリートビューみたいな全周映像が簡単に撮れるカメラなんていかがでしょうか? 1回の操作で、自分の周囲360度が撮影できます。傾きを検知して補正するので、構えかたも神経質になる必要はないそうです。iPhoneを使ってリモート撮影ができ、全天球イメージもiPhoneで閲覧できます。

Ricoh_Theta_02

ストリートビュー撮影車にあこがれてなくても、これは楽しい! 私は旅行好きなので、これまでもいろいろなところに行ってきたんですが、こんなカメラ持ってたら、いろんなところで面白い写真が撮れたんだけどなぁ、って思います。RICOHの「THETA」というカメラで、11月8日発売予定。もう予約は受付けているようです。オフィシャル・オンラインストアでは4万4800円ですね。

http://www.youtube.com/watch?v=HfMSGWi6Sn8

http://www.youtube.com/watch?v=5WTgLqLGDM8

http://clicccar.com/2013/10/30/234453/

電子透かし入り動画コンテンツの高速生成技術を開発 ユーザ情報の埋め込みを実現 配信動画の違法アップロード抑止へ

※本リリースは,株式会社KDDI研究所,三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社の共同リリースです。


株式会社KDDI研究所(以下,KDDI研)と,三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社(以下,MDIS)は,ユーザ(コンテンツ購入者)ごとに異なる電子透かしを埋め込んだ動画コンテンツを高速に生成する技術を共同で開発しました。
本技術を利用すると,10分の電子透かし入り動画コンテンツをおよそ2秒(ビットレート7Mbps,サイズ約500MB)で生成でき,実用レベルの高速化が可能となります。動画コンテンツ配信サービスで本技術を利用すると,配信された動画が違法アップロードされた際に電子透かしによって行為者を容易に特定することができます。


【背景】
コンテンツサービス市場の拡大に伴い,動画コンテンツの流通が急速に進む反面,インターネット上での動画コンテンツの違法流通の拡大は正規の流通を脅かすほどになっているといわれています。
このため,各サービス事業者は,自社の暗号化/復号技術と再生用アプリを用いてコンテンツを保護するDRM(注1)や,動画ファイルに著作権情報やユーザ情報を埋め込む電子透かし(注2)といった技術で違法流通を抑止しています。
しかし,DRMは独自コンテンツ保護技術の開発と維持にコストがかかり,電子透かしはユーザ情報の埋め込み及びその後のエンコード処理に時間(動画コンテンツの実時間程度)がかかるため,ユーザの配信要求毎に電子透かしを埋め込むことは困難でした。

(注1) DRM (Digital Rights Management) 
デジタルコンテンツの著作権を保護し,利用や複製を制限する技術の総称。ユーザが特定の再生ソフトウェア(iTunesWindows Media Playerなど)を使い,暗号化されたコンテンツを復号しながら再生する方式が一般的である。暗号化に使われる鍵(キー)は再生ソフトウェア内に隠されているか,あるいはネットワーク上からダウンロードされることが多い。

(注2) 電子透かし
画像や動画,音声などのマルチメディアデータに,画質や音質にはほとんど影響を与えずに特定の情報を埋め込む技術。


【今回の成果】
本技術では,1つのコンテンツに対し異なる電子透かしを埋め込み,エンコード処理した動画コンテンツを予め数種類用意しておき,配信時にユーザ情報に基づいてコンテンツファイルを抽出,再結合し配信します。
動画のエンコード処理では前後フレームとの差分を利用するため,単純に任意のフレームで抽出/結合をすると絵が崩れたり,劣化したりしますが,本開発ではエンコード処理や抽出/結合を適切に行うことで,この問題を解決しています。
さらに,動画全体がなくても一部の動画データからユーザ情報を取り出せるようにするため,フレームに埋め込む情報量や再結合前に抽出する動画データ量などにチューニングを施しています。結果として数十秒から数分程度の動画があればユーザ特定可能なレベルに最適化することができました。


【今回使用した映像用電子透かし】
本技術開発に使用した映像用電子透かしはMDISで製品化したものであり,動画コンテンツに各種加工を行っても電子透かしの情報を読み出すことができる耐性を備えています。
また,電子透かし埋め込みによる画素の変化は人間が通常,認識できないほど軽微です。
製品URL:http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2011/1027-a.html


【今後の展望】
今後は,動画コンテンツ配信事業者向けのサービスとして早期商用化を目指すとともに,更なる高速生成化の実現を目指していきます。

■リリース全文
詳細はリリース文をご覧下さい。
⇒ http://www.mdis.co.jp/news/press/2013/1008.html

■本件に関するお問合せ先

三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社
〒108-0023 東京都港区芝浦4-13-23 MS 芝浦ビル
TEL:03-5445-7469


【付帯情報】
・電子透かし入り動画コンテンツの高速生成技術を開発
http://itm.news2u.net/items/output/116663/100

動画広告のサイズは大きい方がいい?長さは?米国調査レポートから見る動画広告パフォーマンス

2013年8月、米国で動画広告に関するレポート「Video Insights Report」が発表されました。

今回の調査では、動画広告を配信するプレイヤーのサイズや動画尺の違いがCTRに大きな影響をもたらすことや、配信プレイヤーが大きいほど長く視聴されることなどが明らかになりました。そのパフォーマンスの違いについてご紹介します。

(2013年10月28日 / 07時30分)

長編動画広告を使ってCTRを上げる

 

まずは、動画が開始から何%の部分まで視聴されたかを示す指標「コンプリーション・レート」を見てみましょう。感覚的には、動画の尺が短ければ、全体の中でより長く視聴され(コンプリーション・レートが高い)、逆に動画の尺が長いと、途中で飽きられてしまい、離脱されてしまいやすい(コンプリーション・レートが低い)と思われがちです。

 

しかし、実際の調査では、下記の棒グラフのように、動画の尺とコンプリーション・レートの間には相関関係が見られず、広告の尺が短いからと言ってコンプリーション・レートが高い(=より長く見てもらえる)とは限らないことがわかりました。すなわち、動画尺はコンプリーション・レートに影響を与えないということです。

 

 

▼動画尺別 CTRとコンプリーション・レート

 

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[凡例] 棒グラフ:コンプリーション・レート、折れ線グラフ:CTR 

 

 

その一方で、動画尺とCTRには相関関係があるように見て取れます。

 

1分以上の動画はCTRも尺と共に(30分~60分を除き)伸びていることがわかります。更に、60分超の動画に関してはCTRが2.2%近いという結果になりました。

 

前段でご紹介したように、動画の尺とコンプリーション・レートは相関関係を持たないので、視聴者を惹きつける動画の内容であれば、尺が長いことはCTRの障害になるどころか更なる興味を喚起し次のアクションへと繋げる大切な役割を果たしているようです。

 

 

配信プレイヤーサイズを大きくして、長く視聴される動画広告に

 

また、今回のレポートでは動画の長さにおけるパフォーマンスの違いよりも、動画広告の大きさが広告のパフォーマンスを左右することが明らかになりました。

 

動画尺の違いでは影響の出なかったコンプリーション・レートですが、動画広告のプレイヤーサイズが大きいほど高く、比較的長く視聴されることがわかりました。

 

 

▼配信プレイヤーサイズ別 CTRとコンプリーション・レート 

 

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[凡例] 棒グラフ:コンプリーション・レート、折れ線グラフ:CTR

 

 

具体的には、800ピクセル以上のプレイヤー(グラフ:X-Large)のコンプリーション・レートが93%だったのに対し、300ピクセル以下のプレイヤー(グラフ:X-Small)は66%という結果が得られました。

 

またCTRも、(動画尺がCTRに及ぼす影響ほど高くはありませんが、)動画広告のサイズが大きくなるにつれて高くなるようです。

 

 

米国では400~799ピクセルの配信プレイヤーの活用が8割。

 実際に、現在、米国内の動画広告の77%が400~799ピクセルサイズであることから、各企業はこのサイズが最も有効であることを理解し、活用している様子がうかがえます。

 

 

▼米国内における動画広告サイズ別シェア

 

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動画広告がますます人気を博していく中、やみくもに動画を作るのではなく、これまで見てきたような、動画の尺や大きさをベースとしたパフォーマンス基準をよく理解し取り組むことが今後はますます重要になっていくことでしょう。

 

 

 [参考]

VideoHub "Video Insights Report" August 2013